はじめに
副業やスキル育てについて考えていくうちに、なんとなく気づいたことがあります。
「働く理由って、お金だけじゃないな」
FIREを目指していると、どうしても「いつ働かなくなるか」「どれくらい配当や資産収入があれば辞められるか」という視点になりがちです。
私も以前はそうでした。
でも、働き方について深く考え始めると、もう一つ視点が出てきます。
- どんな働き方が心地いいのか
- どんな人や環境なら続けられるのか
- 仕事を通じて何を学びたいのか
FIRE=働かない ではなく、
働くことを選べる状態でいられること。
今回は、そんな視点から「仕事の選び方」について一緒に整理してみたいと思います。
FIRE後に価値観が変わるポイント
FIREを目指している人や、すでに達成した人の話を見ていると、働き方の優先順位がこう変わります👇
| BEFORE | AFTER |
|---|---|
| お金が最優先 | お金は条件のひとつ |
| とにかく安定 | 柔軟・自由・自分らしさ |
| 正社員・終身型 | プロジェクト型・短期・複業 |
| 我慢して働く | 選んで働く(必要なら働く) |
この変化は「収入の不安が減る」ことで起きるものだと思います。
お金のための仕事から、仕事を自分の人生の一部として選べるようになる。
これはある意味、FIREの“本番”かもしれません。
仕事を選ぶ基準は「軸」を持つことで明確になる
仕事を選ぶとき、迷いやすい理由は
自分の軸(価値基準)がないからです。
軸があると、判断が早くなります。
ここでは、FIREを目指す人と相性の良い軸を紹介します👇
① 時間の自由度
- 長時間拘束ではない
- リモート可、週数日、シフト自由
- 突発的に生活リズムを変えられる
「時間を自分でコントロールできるか」はFIRE後の働き方の最重要ポイントです。
② 心地よい成長感があるか
FIRE後の仕事は、スキルを活かすだけでなく育てる場所にもなります。
- 学べる
- 知識が深まる
- 人との関わりで視野が広がる
こういった感覚がある仕事は長く続きます。
③ 人間関係のストレスが少ないか
働くなら、できるだけ気持ちよく。
合う人・合わない人が分かるようになると、仕事の選び方も変わります。
「稼げる仕事」より
「続けられる仕事」 が強い。
④ 社会とのつながりを感じられるか
FIRE後にありがちなのが、孤独感です。
だから、ほんの少しでも社会との接点がある仕事は意外と大切です。
小さく始めて、距離感を調整する
働き方は「0か100」ではありません。
- 月5時間働く
- 月1回だけ参加する
- 好きなときだけプロジェクト参加
こんなペースでもいいんです。
むしろ、**“試しながら調整していく働き方”**がFIRE後には向いています。
FIRE後に伸びる人の共通点
FIRE後に充実している人には共通点がありそうです👇
- 仕事への依存度が低い
- でも「役割」を持っている
- ゆるくつながるコミュニティがある
- 好奇心が止まっていない
つまり、
経済的自立 × 心の自立 × 社会的つながり
この3つが揃うと、働き方が“自由な選択”になります。
まとめ
FIREのゴールは、仕事を手放すことではなく、
自分の働き方を自分で決められる状態にすること。
そのためにも、
- スキルを育てる
- 小さく働いてみる
- 自分に合う形に調整していく
このゆるやかなステップが、FIRE後の安心にもつながります。
焦らず、比べず。
自分のペースで、働き方も育てていきましょう。
何をしたいか、どうありたいか、このあたりを考えながらですね。

