【FIRE×リスキリング 第7回】FIRE後に伸びる人の「仕事の選び方」 ――収入だけじゃなく“意味”で働くという視点

トピックス

はじめに

副業やスキル育てについて考えていくうちに、なんとなく気づいたことがあります。

「働く理由って、お金だけじゃないな」

FIREを目指していると、どうしても「いつ働かなくなるか」「どれくらい配当や資産収入があれば辞められるか」という視点になりがちです。
私も以前はそうでした。

でも、働き方について深く考え始めると、もう一つ視点が出てきます。

  • どんな働き方が心地いいのか
  • どんな人や環境なら続けられるのか
  • 仕事を通じて何を学びたいのか

FIRE=働かない ではなく、

働くことを選べる状態でいられること。

今回は、そんな視点から「仕事の選び方」について一緒に整理してみたいと思います。


FIRE後に価値観が変わるポイント

FIREを目指している人や、すでに達成した人の話を見ていると、働き方の優先順位がこう変わります👇

BEFOREAFTER
お金が最優先お金は条件のひとつ
とにかく安定柔軟・自由・自分らしさ
正社員・終身型プロジェクト型・短期・複業
我慢して働く選んで働く(必要なら働く)

この変化は「収入の不安が減る」ことで起きるものだと思います。
お金のための仕事から、仕事を自分の人生の一部として選べるようになる。

これはある意味、FIREの“本番”かもしれません。


仕事を選ぶ基準は「軸」を持つことで明確になる

仕事を選ぶとき、迷いやすい理由は
自分の軸(価値基準)がないからです。

軸があると、判断が早くなります。
ここでは、FIREを目指す人と相性の良い軸を紹介します👇


① 時間の自由度

  • 長時間拘束ではない
  • リモート可、週数日、シフト自由
  • 突発的に生活リズムを変えられる

「時間を自分でコントロールできるか」はFIRE後の働き方の最重要ポイントです。


② 心地よい成長感があるか

FIRE後の仕事は、スキルを活かすだけでなく育てる場所にもなります。

  • 学べる
  • 知識が深まる
  • 人との関わりで視野が広がる

こういった感覚がある仕事は長く続きます。


③ 人間関係のストレスが少ないか

働くなら、できるだけ気持ちよく。
合う人・合わない人が分かるようになると、仕事の選び方も変わります。

「稼げる仕事」より
「続けられる仕事」 が強い。


④ 社会とのつながりを感じられるか

FIRE後にありがちなのが、孤独感です。
だから、ほんの少しでも社会との接点がある仕事は意外と大切です。


小さく始めて、距離感を調整する

働き方は「0か100」ではありません。

  • 月5時間働く
  • 月1回だけ参加する
  • 好きなときだけプロジェクト参加

こんなペースでもいいんです。
むしろ、**“試しながら調整していく働き方”**がFIRE後には向いています。


FIRE後に伸びる人の共通点

FIRE後に充実している人には共通点がありそうです👇

  • 仕事への依存度が低い
  • でも「役割」を持っている
  • ゆるくつながるコミュニティがある
  • 好奇心が止まっていない

つまり、

経済的自立 × 心の自立 × 社会的つながり

この3つが揃うと、働き方が“自由な選択”になります。


まとめ

FIREのゴールは、仕事を手放すことではなく、

自分の働き方を自分で決められる状態にすること。

そのためにも、

  • スキルを育てる
  • 小さく働いてみる
  • 自分に合う形に調整していく

このゆるやかなステップが、FIRE後の安心にもつながります。

焦らず、比べず。
自分のペースで、働き方も育てていきましょう。
何をしたいか、どうありたいか、このあたりを考えながらですね。

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