はじめに
副業や複業というと、
「特別な才能が必要」「専門性が高い人だけができる」
そんなイメージがまだまだ強い気がします。
でも実際、副業で収入を得ている人の多くは、
“小さなスキル”を組み合わせて価値にしている人 なんですよね。
今回のテーマは、
FIREとの相性も良い “スモールスキル”の見つけ方。
私自身もまだ試行錯誤の途中ですが、
「こうやって見つけていくんだな」という気づきを共有できればと思います。
1. “スモールスキル”とは何か?
一言でいうと、
大きな専門性ではないけれど、人より少しできること。
そして、需要があること。
この2つを満たすものが、収入を生みやすいスモールスキルです。
例えば:
- Excelの入力や関数が人より早い
- 写真がそこそこキレイに撮れる
- わかりやすく説明できる
- シンプルなデザインが作れる
- 人の話を聞いて整理できる
「プロレベルじゃないのに、お金になるの?」
と思うかもしれませんが、
“素人とプロの間にいる人”のほうが依頼されやすい場面って結構あります。
2. スモールスキルがFIREと相性が良い理由
FIREと副業は相性がいいとよく言われますが、
そのなかでも「スモールスキル」が抜群に相性が良い理由は3つあります。
① 時間・場所に縛られにくい
FIRE後の生活は、
“フルタイムで働かない前提”のことも多いので、
隙間時間でできるスキルのほうが断然ラク。
② 継続しなくてもいい
大きなビジネスだと、休むと止まります。
でもスモールスキルは、必要なときだけ使えばOK。
③ スキルが資産に変わりやすい
スモールスキルを積み重ねていくと、
「副収入の柱」になっていきます。
まさにスキル版の分散投資ですね。
3. スモールスキルは“気づいた時点で資産”になる
面白いのは、
自分では「普通」だと思っていることが、
他の人からすると「すごい」になることが多いこと。
自分では当たり前だから気づけない。
でも、他人からすると価値がある。
これは本当にあるあるです。
だからスモールスキルは、
「自分の当たり前を棚卸しするところ」から始まります。
4. スモールスキルの見つけ方(実践編)
① まずは“日常の得意”を書き出す
例えば、こんな切り口で10〜20個書き出してみてください。
- 人より早いこと
- 人から頼まれやすいこと
- 褒められたこと
- 気づいたらやっていること
ここに、スモールスキルのヒントがあります。
② 稼いでいる人を観察する
Twitter/X、note、ストアカ、ココナラなどで、
「こういうスキルで稼いでるの?」
という人を見てみると、発見があります。
例:
- 文章の添削
- 就活の自己PR添削
- プロフィールの整え
- SNS運用のアドバイス
- 家計改善の相談
- 写真レタッチ
これらは“プロ”じゃなくてもできます。
むしろ、プロは単価が高すぎて依頼しづらいので、
中間層のスキルに需要があるんです。
③ 少額で1回だけでも受けてみる
副業で最初につまずくのは、
「最初の一歩」が出ないこと。
でも、1回だけ販売・受注してみると、
一気に景色が変わります。
- 需要の有無
- 自分に向いているか
- リピートされる内容か
- 価格は適正か
これらは、やってみないと一生わからないんですよね。
1回やっただけで、
「お金が生まれる感覚」がわかるので世界が広がります。
5. FIREを目指す人に特におすすめのスモールスキル
私の経験や周りのケースから見て、
FIREとの相性が抜群にいいスモールスキルを挙げておきます👇
■ 文章スキル(ブログ・SNS・添削など)
育てれば育てるほど、リターンが増える“複利スキル”。
■ 情報整理・調査スキル
地味だけど高需要。
調査・資料づくり・レポート作成に強い人は強い。
■ デジタルツール・AIツール活用
AIリテラシーは、これからの“時代の通貨”に近いです。
■ デザインの基本(Canvaが使えるレベル)
プロ並みでなくていい。
「簡単なバナーくらいなら作れる」は強いメリット。
■ 家計・節約・投資の基礎知識
自分の経験そのものが価値になる。
初心者向けのサポートは需要が途切れにくいです。
まとめ
副業は「すごいスキル」を持った人だけのものではありません。
むしろ、続くのは小さなスキルの積み重ねです。
- 自分の“当たり前”を見つける
- 小さく試す
- 小さく改善する
これがスモールスキルの育て方であり、
FIRE後の「働く自由」と「収入の柱」をつくる第一歩でもあります。
焦らず、自分のペースで。
一緒に育てていきましょう。

