【FIRE×健康・体・コンディションシリーズ 第3回】 FIRE後に効いてくるのは「体力」という見えない資産

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前回は、
「時間が増えても、体調が良くなるとは限らない」
という点を、生活リズムや習慣の視点から整理しました。

その流れで、もう一つ浮かび上がってくるのが、
体力そのものの扱われ方です。

FIRE後の生活を想像するとき、
お金や時間の話はよく出てきますが、
体力については、
「ある前提」で語られがちな気がします。

今回は、
この 体力を“見えない資産”としてどう捉えるか
を整理してみたいと思います。


体力は「ある・ない」で意識されやすい

体力という言葉は、
意外と極端に扱われがちです。

・まだ大丈夫
・年齢的に仕方ない
・衰えたら考える

このように、
体力は「なくなったとき」に
初めて意識されることが多い。

一方で、
FIRE後の生活では、
体力があるかどうかが、
日常の自由度を大きく左右します。

・外に出られるか
・新しいことに挑戦できるか
・疲労からの回復が早いか

体力は、
お金や時間のように
数値で把握しにくい分、
過小評価されやすい資産なのかもしれません。


お金や時間と違う「体力の性質」

体力を資産として考えると、
お金や時間との違いが見えてきます。

お金は、
・貯められる
・増やせる
・減っても回復の可能性がある

時間は、
・平等に流れる
・増やせないが使い方は変えられる

一方、体力は、
・日々の積み重ねで変わる
・急には増えない
・減ってから戻すのに時間がかかる

この性質の違いが、
FIRE後に体力が重要になる理由の一つです。

FIRE後は、
「やりたいことはあるが、体がついてこない」
という状態が、
生活の満足度を一気に下げてしまいます。


体力は「行動の選択肢」を増やす

体力を資産として捉えると、
その役割はとてもシンプルです。

体力は、行動の選択肢を増やす。

・思い立って外出できる
・多少無理な予定でも対応できる
・疲れても回復できる

こうした余白があることで、
FIRE後の生活は
「計画どおり」ではなく
「気分や好奇心」で動けるようになります。

逆に体力が落ちると、
お金や時間があっても、
選択肢は一気に狭まります。

FIRE後の自由度は、
資産額だけでなく、
体力残高にも左右される、
と言っても大げさではなさそうです。


体力は「努力」より「前提条件」

体力の話になると、
どうしても
・鍛える
・頑張る
・習慣化する
といった言葉が並びがちです。

ただ、FIRE後の体力を考えると、
それだけでは少し苦しくなります。

体力は、
成果目標というより
生活の前提条件として
扱ったほうが、無理が少ないように感じます。

・体力がある前提で予定を組める
・疲れても回復できる前提で動ける

この「前提」があるかどうかで、
FIRE後の行動範囲は大きく変わります。

体力を
「努力して増やすもの」ではなく、
「減らさないように設計するもの」
と捉える視点も重要です。


未達成者の今だからこそ意識できること

FIRE未達成の今の段階では、
体力は
仕事を回すための“消耗品”
のように扱われがちです。

ただ、FIRE後を見据えるなら、
体力は
「使い切っていいもの」ではなく、
将来の自由を支える資産
として扱ったほうが良さそうです。

・無理を前提にしない
・回復できる余地を残す
・疲労を溜め込まない

こうした意識は、
FIRE後だけでなく、
今の生活の質にも影響します。

体力の扱い方は、
FIRE前後で
大きく切り替わるものではなく、
今の延長線上にある、
という点は忘れずにいたいところです。


まとめ:体力は「自由度」を支える資産

FIRE後の生活で効いてくるのは、
目に見える資産だけではありません。

・お金
・時間
に加えて、
体力という見えない資産
が、日常の自由度を支えています。

体力は、
増やすことよりも、
減らしにくい構造を作ることが重要。

FIRE後の自由を
長く、安定して楽しむために、
体力をどう扱うか。

この問いを、
未達成の今から持っておくことは、
決して早すぎることではないと思います。

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