【FIRE×働き方の未来シリーズ 第10回|総まとめ】 正解はない。でも“選べる力”は作れる

トピックス

はじめに

このシリーズでは、「FIRE×働き方の未来」というテーマで、
副業、会社員、AI、ベーシックインカム、心理面、プロジェクト型労働、
そして境界が溶けていく働き方まで、いろいろな角度から考えてきました。

正直に言うと、
このシリーズを書き始めたときと、今とでは、
FIREに対する自分の捉え方が少し変わっています。

当初は、
「FIREとはこうあるべき」
「この状態になれば成功」
というような、どこか“完成形”を探していた気がします。

でも書き進めるうちに、
どうやらFIREには、そんな分かりやすい正解はなさそうだ、
という感覚が強くなってきました。


ここまでの話に共通していたもの

9回分を振り返ってみると、
扱ってきたテーマはバラバラに見えて、
実は一本の線でつながっています。

  • 副業の話は「依存先を分ける」こと
  • 会社員の話は「安定という安全装置」
  • AIの話は「時間と選択肢を増やす道具」
  • ベーシックインカムは「社会の変化」
  • 心理面は「不安の正体」
  • プロジェクト型労働は「働き方の濃度調整」
  • 境界が溶ける話は「二択が消える未来」

これらに共通していたのは、
「柔軟性」 というキーワードだったように思います。


FIREは“完成形”ではなかった

シリーズを通して感じたのは、
FIREは「到達したら終わり」の状態ではない、ということです。

  • 完全に働かなくなる人もいる
  • 少しだけ働き続ける人もいる
  • 会社に残る人もいれば、離れる人もいる

どれも間違いではありません。

むしろ、
「どれか一つを選ばなければならない」という発想自体が、
これからの時代には合わなくなっている

のかもしれません。


これからのFIREは「選べる状態」

今の自分なりに整理すると、
FIREはこう定義するのがしっくりきます。

FIREとは、
働き方・生き方を“選び直せる状態”をつくること

  • 嫌なら減らせる
  • 合わなければ離れられる
  • 興味があれば関われる

この“余白”を持つために、
資産形成があり、スキルがあり、選択肢があります。

完全リタイアを目指してもいいし、
目指さなくてもいい。
それ自体が、もう「正解・不正解」の話ではありません。


働き方の未来は、もっと曖昧になる

会社・雇用・FIREの境界が溶けていく中で、
働き方はこれから、もっと曖昧になっていくと思います。

  • 会社員だけど副業している
  • FIREを目指しながら働いている
  • 雇われているけど縛られていない

こうした状態が、特別ではなくなる未来です。

不安もありますが、
同時に、個人が自分に合う形を選べる余地は確実に広がっています。


正解はない。でも、備えることはできる

このシリーズを通して、
「こうすればFIRE成功です」
という答えは出せませんでした。

でも、ひとつだけ確信に近いものがあります。

変化が前提の時代において、
一つの正解にしがみつくことが、
一番のリスクになるかもしれない。

だからこそ、

  • 収入源を分ける
  • 働き方を固定しない
  • 心理的な依存を減らす
  • 選択肢を残す

こうした“小さな備え”を積み重ねていくことが、
結果的にFIRE的な状態につながっていくのではないかと思っています。


私自身も、まだ途中です

ここまで書いてきましたが、
私自身も「こう生きる」と決め切れているわけではありません。

  • どこまで働くのか
  • いつ緩めるのか
  • 何を大事にするのか

その答えは、たぶんこれからも変わっていきます。

でも、
考え続けられる状態にいること自体が、
すでにFIRE的なのかもしれない

そんなふうにも感じています。


おわりに

FIRE×働き方の未来というテーマで書いてきたこのシリーズは、
結局のところ、

「どう生きたいかを考え続けるための思考整理」

だったのだと思います。

正解はありません。
でも、選べる力は、少しずつ作れます。

このシリーズが、
あなた自身の「選び直すきっかけ」になっていたら、
これ以上うれしいことはありません。

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