【FIRE×働き方の未来シリーズ 第1回】 会社員か?フリーランスか?FIRE時代のキャリア選択を考えてみた

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はじめに

FIREを目指し始めると、避けて通れないのが**「働き方」をどうするか問題**です。
資産形成はもちろん大事ですが、働き方そのものも未来の自由度に直結している気がします。

コロナ禍で一気に選択肢として認知が広がったように思いますが、
フリーランスや副業など、働き方の選択肢が本当に増えましたよね。
「将来、本当にこのままでいいのか?」と、考えることも不自然ではなくなった印象があります。

今回は、FIREを目指すうえで、会社員・フリーランスのどちらが向いているのかを、
私自身の迷いや気づきも含めて整理していきたいと思います。


会社員という働き方の強みと限界

◎ メリット

会社員の良さは、なんといっても安定性です。

  • 毎月の収入が固定
  • 社会保険の負担が軽い(企業が半分負担)
  • 住宅ローンなど審査は会社員が圧倒的に有利
  • 福利厚生もフリーランスより充実しやすい

FIREを目指す初期段階では、この安定収入が資産形成のエンジンになります。
特に積立投資は「継続」が命なので、収入が安定している会社員は強いです。

✕ デメリット

反面、時間と場所は拘束されがちです。

  • 働き方や仕事内容の裁量が限られる
  • 忙しすぎて自己投資や副業の余力がない場合も
  • 給与がインフレに追いつかない可能性

会社員は「収入は安定するが、時間の自由度は取りづらい」働き方と言えそうです。


フリーランス(独立)という働き方のリアル

◎ メリット

フリーランスには、FIREとの親和性の高い特徴があります。

  • 働き方の自由度が高い
  • 収入の上限がサラリーマンより上がりやすい
  • 仕事選びが自分軸になる
  • 節税手段の選択肢が増える(経費、青色申告 など)

FIREを意識してくると、**“収入の天井を外したい”**という欲求が出てきますが、
フリーランスはまさにその扉を開く働き方です。

✕ デメリット

ただし、リスクもあります。

  • 収入は不安定になりやすい
  • 社会保険料が重い
  • 依頼が止まった瞬間に収入ゼロの可能性
  • 自己管理が苦手だと苦戦しやすい

FIREする前の段階でいきなり独立するのは、けっこうハードです。
ただ、副業・複業でスモールスタートできる時代になっているのは追い風ですね。


FIRE視点で考えると、どっちが正解?

実は、どちらが良い/悪いではなく、FIREのフェーズで変わる気がしています。

フェーズ相性の良い働き方理由
FIRE準備期会社員+副業安定収入×試行錯誤の両立
資産形成中盤副業拡大 or フリーランス挑戦稼ぐ力のレバレッジが効く
達成直前収入の可変化収入源の多角化が不安を減らす
FIRE後選択自由働きたいときだけ働く、が可能に

私自身、最初からフリーランスは無理ですが、
会社員を続けつつ副業でスキルを積むという形なら現実味があると感じています。
まさに“ハイブリッド型”の働き方ですね。


結論:FIRE時代の働き方は「どちらか」ではなく「組み合わせ」

  • 会社員は、FIRE準備段階での再現性が高い
  • フリーランスは、自由度と収入上限を高められる
  • どちらも、人生のフェーズ次第で役割が変わる

つまり、働き方は「選ぶ」ものではなく「育てる」ものなのかもしれません。
FIREは、お金だけではなく、働き方のアップデートも求められる時代に入っています。

私もまだ試行錯誤中ですが、
「どう働きたいか?」の問いは、お金の問題以上に人生に直結するテーマだなと感じています。

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