前回の記事では、
「配当投資とは何か」
について整理しました。
配当投資について調べていると、
かなり高い確率で目にするのが、
👉 「配当金生活」
という言葉です。
・配当だけで暮らしたい
・働かずに生活したい
・不労所得を作りたい
こうした考え方に
魅力を感じる人も多いと思います。
一方で、
・本当に可能なのか
・どれくらいの資産が必要なのか
・現実的なのか
と疑問に感じる部分もあると思います。
今回は、
この「配当金生活」というテーマについて
整理してみたいと思います。
配当金生活とは何か
配当金生活とは、
👉 配当収入を生活費の中心にする状態
を指します。
例えば、
・毎月の生活費を配当でまかなう
・働かなくても生活できる状態を目指す
といったイメージです。
FIREとも近い考え方ですが、
👉 「資産収入で生活する」
という点が共通しています。
なぜ配当金生活に魅力を感じるのか
配当金生活が注目される理由の一つは、
👉 「働かなくても収入が入る」
というイメージがあるためです。
例えば、
・会社に依存しすぎなくてよい
・時間の自由度が上がる
・精神的な余裕につながる
と感じる人もいます。
特に、
👉 「資産が働いてくれる感覚」
に魅力を感じるケースは多いように思います。
実際にはかなり大きな資産が必要
一方で、
👉 配当金生活は簡単ではありません。
理由はシンプルで、
👉 生活費をまかなえるだけの資産が必要
だからです。
例えば、
・年間配当120万円
・年間配当240万円
・年間配当360万円
など、
必要な生活費によって
必要資産は大きく変わります。
実際に計算すると、
配当金を100万円もらおうとすると、
3,333万円の資産×3%ということなります。
こは税金が入っていないため、
実際にはもっと積み上げないと
届きません。
大きな資産が必要ということが
よくわかってしまいますね。
配当利回りだけでは考えられない
ここでよく出てくるのが、
👉 「配当利回り」
です。
例えば、
・利回り3%
・利回り4%
といった数字です。
ただ、
👉 利回りだけで単純計算できない
部分もあります。
なぜなら、
・減配リスク
・株価変動
・税金
・生活費の変化
などがあるためです。
「完全配当生活」だけが正解ではない
ここで重要なのは、
👉 「完全な配当金生活」だけが正解ではない
という点です。
最近では、
・サイドFIRE
・半リタイア
・一部労働+配当収入
といった考え方も増えています。
そのため、
👉 「生活費を全部まかなう」
ではなく、
👉 「生活を少し楽にする」
という考え方もあります。
配当金が増えると感じ方は変わる
実際に配当投資をしていると、
👉 配当金の金額以上に“感覚”が変わる
ことがあります。
例えば、
・数千円の配当
・数万円の配当
であっても、
👉 「資産が収入を生んでいる」
という実感につながることがあります。
これは、
単なる評価額の増減とは
少し違う感覚かもしれません。
配当金生活にはリスクもある
もちろん、
👉 配当だけに依存するリスク
もあります。
例えば、
・減配
・無配
・景気悪化
などによって、
想定していた収入が減る可能性もあります。
そのため、
👉 「配当=安定」
と単純には言い切れません。
実際にコロナ禍の際には
配当金ストップという会社が多くいました。
先が見えない状態で業績悪化となれば
これは仕方ないと思っています。
こういったことがまた起きる可能性は
残念ながらゼロではありません。
投資思考とのつながり
このテーマは、
投資思考とも深く関係しています。
投資思考では、
・短期で考えない
・積み上げを重視する
・自由度を高める
といった視点を整理してきました。
配当投資も、
👉 「一気に自由になる」
というより、
👉 「少しずつ自由度を高めていく」
考え方に近いように感じます。
未達成者の今だから考えられること
FIREや配当金生活をまだ達成していない段階では、
・本当に必要な生活費はいくらか
・どんな働き方をしたいか
も、まだ変化していく部分があります。
そのため、
👉 最初から“完全リタイア”だけを目指さなくてもよい
ようにも感じます。
まずは、
・配当収入を作る
・生活の自由度を上げる
という考え方でも、
十分意味があります。
まとめ:配当金生活は「自由度」を高める考え方でもある
配当金生活は可能なのか。
この問いに対しては、
👉 「理論上は可能だが、簡単ではない」
という整理が現実的です。
・大きな資産が必要
・リスクもある
・長期継続が前提
といった現実があります。
一方で、
👉 配当収入があることで、働き方や生活の自由度が変わる
という側面もあります。
その意味で配当投資は、
👉 「完全リタイアのためだけ」ではなく、
👉 「人生の選択肢を増やすための投資」
として考えると、
イメージしやすいのかもしれません。
