はじめに
「学び直し(リスキリング)が大事なのはわかっているけれど、続かないんだよなぁ…」
これ、正直、私自身も何度も思いました。
気合だけで続けようとしても、数日で気力が尽きる。
そして、再開できないまま時間だけが過ぎていく…。
なので今回は、**「どうすれば学びが続くのか?」**を一緒に考えたいと思います。
結論から言うと、続く人と続かない人の差は
“やる気”ではなく “仕組み” にある
と感じています。
「意志の力」で乗り切ろうとすると失敗する
どれだけやる気があっても、
忙しさ・疲れ・気分の落ち込みで流される日が必ず来ます。
これはもう、誰でも同じです。
私も“意志の力”で頑張ろうとしていたころは、
本当に続きませんでした。
- 気分が乗らない日 → サボる
- 1日サボる → やる気が減る
- 結果 → 「また続かなかった…」と自己嫌悪
このループ、つらいですよね。
だから大事なのは、
「続けられる環境」や「続けられる仕組み」を先に作ること
なんです。
続けるための“仕組み”はたった3つでいい
ここでは、私自身も試して効果を感じた「仕組み」を紹介します。
① ハードルをとにかく下げる
学びが続かない人の多くは、最初のハードルが高すぎます。
- 1日1時間勉強する
- 本を毎週1冊読む
- 英語を毎日1レッスン
これ、意識高くて素晴らしいのですが、
正直「疲れた日」に続かないんですよね…。
そこでおすすめは “超低ハードル化”。
- 1日5分だけ勉強する
- 動画を見るだけでもOK
- 本は1ページ読めたら合格
これくらいで十分なんです。
続けるときに一番大事なのは
「止めないこと」 だからです。
② 時間ではなく“きっかけ”を決める
時間をゴリッと固定するのも悪くないですが、
生活リズムは日によって変わります。
そこで効果的なのは「トリガー(きっかけ)方式」。
- 朝コーヒーを飲む前に5分学ぶ
- PCを開いたら1行書く
- 寝る前にアプリを1項目だけ触る
時間ではなく 行動とセットにすることで、
自然と習慣に定着していきます。
③ できたことを“見える化”する
人は「成長を感じられると続けられます」。
私も、
- チェックリスト
- カレンダーの〇印
- 学びノート
などで“見える化”したことで、
学びの継続率が大きく変わりました。
積み上がっていく視覚的な証拠が、
自信にもなり、次の行動につながります。
続けられないのは「自分のせい」ではない
続かない理由は、
- 環境が整っていない
- 設計が重すぎる
- 生活と学びがつながっていない
こうした“仕組みの問題”です。
だから、学べない日があっても、
全然気にしなくてOKです。
むしろ、
「どうしたら続けられる仕組みに変えられるかな?」
と考えることこそ、学びの一歩です。
スキルの成長は“ゆっくりだけど確実”
スキルは一気に伸びません。
毎日5分でも、1年続ければ 30時間以上。
30時間あれば、
小さな副業にできるスキルも育ちます。
FIREと同じで、
スキルも長期戦・複利で育つもの。
今日の小さな1歩が、来年の自信になります。
まとめ
続けられる人と続かない人の差は、
「才能」や「やる気」ではありません。
- ハードルを下げる
- トリガー(きっかけ)を作る
- 見える化で自分を励ます
これだけで、驚くほど継続率は変わります。
学び直しは“根性”より“仕組み”。
ゆっくりでいいので、一緒に積み上げていきましょう。

