【FIRE×リスキリング 第5回】副業・複業につながりやすい“スモールスキル”の見つけ方 ——大きな才能じゃなくても、お金になる力は育てられる

トピックス

はじめに

副業や複業というと、
「特別な才能が必要なのでは?」
「技術職や専門職じゃないと難しそう…」

そんなイメージを持ってしまう人も多いと思います。
正直、私も最初はそう思っていました。

でも実際は、“小さなスキル”でも収入につながる時代です。
むしろ、小さく始められる「スモールスキル」の方が、FIREとの相性が良かったりします。

今回は、
“自分にもできる副業の種”をどう見つけるか
という視点で、一緒に整理してみたいと思います。


「スモールスキル」とは何か?

スモールスキルとは、
大きな専門性ではなく、小さくても使える実用スキルです。

たとえば:

  • ブログ・メルマガの文章を整える
  • Canvaで簡単な画像バナーを作る
  • Excelの集計を頼まれたらサッと対応できる
  • 宿題の見守り・学習サポート
  • 調べ物・リサーチをまとめてあげる
  • イベントの案内文を作る
  • SNS運用を少しお手伝いする

これらは、一見すると「たいしたことない」と思える内容ですが、
**誰かにとっては“助かる仕事”**なんですよね。

小さくても困っている人がいるところに、価値は生まれます。


スモールスキルがFIREに向いている理由

理由は3つあります👇

① 低リスク・低コストで始められる

資格も在庫も初期費用もいらない。
必要なのは「やってみる勇気」だけ。

だからFIREを目指す人にとっても負担が少ない。

② 需要が細かく分散している

1件数千円〜でも、積み上げれば立派な“複業”になります。
特にオンラインでは、個人向けの小さな依頼が増えています。

③ スキルが複利で育つ

スモールスキルは、続けるほどレベルが上がり、
より大きな仕事につながるケースが多いです。

  • 「文章を整える」→ ライティング仕事へ
  • 「画像作成」→ デザイン補助へ
  • 「リサーチ」→ コンサル補助へ

最初のスキルが小さくても、伸ばせば資産になります


まずは「今できること」を棚卸ししてみる

副業は「新しいスキルを学ぶ」より、
“今できること”に価値を見つけることから始めるのが圧倒的に成功率が高いです。

棚卸しのヒントをいくつか👇

✏️【過去】

  • 仕事でよく頼まれること
  • 前の職場で得意だったこと
  • 得意ではないけど、いつも自分がやっていたこと

🧩【現在】

  • 友人・家族から「これお願いできる?」と言われること
  • 意外とすぐできる作業
  • 他の人が嫌がるけど、自分は平気なこと

💡【好きなこと】

  • 気づくとやっていること
  • 時間を忘れる作業
  • 調べるのが苦にならないテーマ

これらのどれもが、副業の“芽” になります。


スモールスキル × サービス化 の例

具体的にイメージがつきやすいよう、サービス化の例をいくつか紹介します。

  • ブログ記事のリライト:1本2,000円〜
  • SNSアイキャッチのデザイン:1枚1,000円〜
  • 学習の伴走サポート(オンライン):月5,000円〜
  • 投資の情報整理(※助言はNG):資料まとめ3,000円〜
  • 買い物・PC設定などの生活サポート:1回2,000円〜
  • データ整理代行:1案件3,000円〜

こういう“ちょっとした仕事”は、クラウドワークスやココナラなどでたくさん出ています。


「自分にはスキルがない」と思う人へ

実は、ほとんどの人がスキルを過小評価しています。

  • 当たり前すぎて気づいていない
  • 完璧にできないとスキルだと思えない
  • 他人のスキルばかり目につく

でも、大事なのは“完璧”ではなく
“誰かより少しできる” こと。

これだけで、十分価値になります。


FIREとスモールスキルの相性

FIREは「資産 × スキル」で成立する生き方です。

  • 投資だけに依存しない
  • 収入がゼロにならない安心感
  • 自分らしい働き方の自由度が増える

そしてスモールスキルは、FIRE後の生活にも直結します。

  • 好きな時間に働ける
  • 場所に縛られない
  • 少しの収入が生活の余裕を生む

“完全に働かない”より、“少し働いていた方が気持ちが楽”
という人には特に向いています。


まとめ

スキルは大きくなくても大丈夫。
むしろ、小さなスキルのほうが副業の入口にはちょうどいい。

そして、それが少しずつ育っていけば
「選べる人生」に近づいていけます。

スモールスキルは、
今日から育てられる“人生の資産” です。

焦らず、比べず、できるところから。
このシリーズでも、私と一緒に少しずつ整理していきましょう。

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