株をやっていると、地味にうれしいのが配当金。
「気づいたら口座に入ってた!」みたいなサプライズもありますよね笑
地味に、なんて言いましたが、配当金狙いの長期保有タイプはこれが本当の狙いなわけですが笑
でも、ふと思います。
「配当金って、何月にもらうことが多いんだろう?」
「なんとなく6月が多い気がするけど、実際どうなの?」
今回はそんな疑問から、日本企業の決算スケジュールをもとに、配当金の受取が多い月はいつなのか?を調べてみました。
決算と配当はセットで考える
まず基本として、配当金が支払われるタイミング=企業の決算時期と深く関係しています。
日本の大手企業(特にプライム上場企業)は、決算月が以下のような傾向にあります。
- 3月決算 → 約60%
- 12月決算 → 約20%
- その他(月ごとの少数派) → 残り20%(6月、9月、2月など)、この中では2月が約5%と多い
3月決算の企業が圧倒的に多い
まず注目すべきは3月決算企業が全体の約60%を占めていること。
この場合、以下の流れで配当が支払われます。
- 期末配当(本配当):株主総会後 → 6月に支払われることが多い
- 中間配当:9月末の権利確定 → 11月〜12月に支払われることが多い
つまり、3月決算企業の配当金は「6月と11月〜12月」に集中するわけですね。
「やっぱり6月って配当多いんだ!」という印象、これは間違ってなかったみたいです。
他の決算月はどうなの?
次に多いのが12月決算の企業で、全体の約20%。
世界的には12月決算が多いそうなので、海外展開が進んでいる企業などは12月決算というところも多いですよね。
こちらは以下のようなスケジュールです。
- 本配当:翌年3月頃に支払い
- 中間配当:9月頃に支払い
また、一部には2月決算の企業(主に小売業など)もあり、
この場合は本配当が5月頃になることが多いです。
2月決算は小売りが多いですよね。年末年始が多忙な業態が多いため落ち着いた頃ということで2月が多いようです。
配当金が多く振り込まれるのは何月?
ざっくり整理すると、以下のようになります。
一旦、中間配当がみんなあるという形で記載します。
| 月 | 主な支払い理由 | 目安の割合 |
|---|---|---|
| 3月 | 12月決算の期末配当 | 約20% |
| 5月 | 2月決算の期末配当 | 約5% |
| 6月 | 3月決算の期末配当 | 約60%(最多) |
| 9月 | 12月決算の中間配当 | 約20% ※3月と同じ企業 |
| 10月 | 2月決算の中間配当 | 約5% ※5月と同じ企業 |
| 11〜12月 | 3月決算の中間配当 | 約60% ※6月と同じ企業 |
つまり、配当金の山場は6月!
ということで、結論としては:
6月は日本の配当金ラッシュ月。株主にとっては“ご褒美の季節”!
もちろん銘柄によって支払いタイミングは前後しますが、
配当株を多めに持っている人なら、6月にドンと入ってくる確率が高いということです。
おわりに:6月の配当が、ちょっとした楽しみ
FIREを目指してコツコツ投資している身としては、
年に1〜2回の大きな配当ボーナス月があると、やっぱりテンション上がります笑
今年も6月の入金履歴を眺めながら、ちょっとにやける予定です。
今は積み上げ時期なので、月別はあまり気にしてきませんでしたが、
FIRE目指していくなら、毎月配当があった方が精神的には安定すると思うので、
先々は月別配当をイメージして株を買っていくなんてこともできたらと思いました。

