株主優待って本当にお得?楽しさと“実質利回り”の魅力をFIRE視点で検証!

トピックス

株主優待には「楽しさ」だけでなく、実質利回りアップ・生活費削減・節税メリットも。FIREを目指す人にも優待投資はおすすめ!


株主優待、実は“FIRE向き”な制度かも?

最近は株主優待を廃止する企業もちらほら出てきていますが、それでも「楽しみで続けてる」という人は多い印象です。
私自身も、FIREを目指して配当金を重視する中で、**「株主優待の魅力」**も再認識しています。

今回は、そんな株主優待の魅力を改めて整理してみたいと思います。


🎁 1. 楽しさだけじゃない!実質利回りがグッと上がる

例えば、年に2,000円分の食事券がもらえる銘柄。
配当利回りが2.5%でも、優待を加えると実質3.5〜4%の利回りになることも。

金券、クオカード、自社製品など、現金に近い価値があるものがもらえる優待なら、実質利回りはバカにできません。
特に100株だけ保有していればOKという銘柄が多いので、少額から参加できるのも魅力です。


🧺 2. 生活費を“優待で賄う”という考え方

優待銘柄の中には、外食、日用品、ドラッグストア、スーパーなどで使えるものも多いです。
FIRE後に毎月の支出を抑えたいとき、この**「優待生活」的な発想**は結構強い味方になります。

たとえば、

  • 吉野家(9861)やすかいらーく(3197)で外食費をカバー
  • イオン(8267)のキャッシュバック優待で買い物コスト削減
  • ドラッグストア系で日用品補助

など、生活費の一部を“現物支給”でまかなえるわけです。
これはまさに、“インカム収入”の一種とも言えるかもしれません。


🧾 3. 税金面でも意外とお得な場合がある

これは地味に知られていないのですが、株主優待には税金がかからないのが基本です。

配当金だと20.315%の税金(所得税+住民税)が自動的に引かれますが、
優待は「現物支給」なので非課税なんですよね(※ただし現金相当や換金性が高いとみなされると例外もあり)。

つまり、

  • 配当:3% → 税引後 2.39%
  • 優待:3% → 税引なしでそのまま3%分の価値

この違い、結構大きいです。
FIREの世界では「手取り」を最大化する工夫が大切なので、優待の非課税性は密かに優秀な制度なんです。
もっとリアルに考えると、配当金500円は税金が引かれますが、クオカード500円はそのままもらえるということになるので、使用できる場所は限られますが、定期的にコンビニを使っている場合などには税金分がそのままお得ということになりますね。


👀 注意点ももちろんある

もちろん、優待狙いで投資してしまうと、

  • 業績が悪化して優待が廃止される
  • 売却タイミングを逃す(塩漬け)

といったリスクもあります。
あくまで業績や財務がしっかりしている企業を選ぶのが大前提。
特にコロナ禍で業績が悪化して優待がなくなったり、変更されてメリットが減ったりということも多かったと思います。
配当も同じと言えば同じですが、優待でも気を付けたいポイントですね。

優待利回りだけで飛びつかず、「配当+優待」「本業の強さ」もチェックしたいところです。


✅ まとめ:FIRE視点で見る“優待投資”はアリ!

  • 優待による実質利回りアップ
  • 生活費の現物支給化=支出の圧縮
  • 非課税でお得なインカムの一種

こう考えると、株主優待ってFIREと相性が良い一面もあるんですよね。

もちろん全資産を優待銘柄で固めるわけにはいきませんが、
“配当+優待MIX型ポートフォリオ”という選択肢も、これからもっと研究してみようと思っています。

タイトルとURLをコピーしました