ここまでのシリーズでは、
・配当投資とは何か
・配当金生活は現実的なのか
といったテーマを整理してきました。
配当投資について調べていると、
かなり高い頻度で出てくるのが、
👉 「高配当株」
という言葉です。
・利回り○%
・高配当ランキング
・おすすめ高配当株
など、
魅力的に見える情報も多くあります。
一方で、
・高配当なら何でも良いのか
・リスクはないのか
・なぜ利回りが高いのか
といった部分は、
意外と見落とされやすいようにも感じます。
今回は、
高配当株のメリット・デメリットについて
整理してみたいと思います。
高配当株とは何か
高配当株とは、
👉 配当利回りが比較的高い株式
を指します。
配当利回りとは、
👉 「株価に対して、どれくらい配当金が出るか」
を表す数字です。
例えば、
・株価100万円
・年間配当4万円
であれば、
👉 配当利回り4%
という形になります。
なぜ高配当株は人気なのか
高配当株が人気の理由としては、
👉 「現金収入が見えやすい」
という点があります。
例えば、
・持っているだけで配当金が入る
・定期的に収入を感じられる
という特徴があり、
👉 「資産が働いている感覚」
につながりやすいです。
また、
・FIRE
・サイドFIRE
との相性が良いと考える人も多く、
人気につながっています。
高配当株のメリット
まずはメリットから整理します。
① 配当収入が得られる
最大の特徴は、
👉 定期的な現金収入
です。
・売却しなくても収入がある
・長期保有で積み上がる
という点は、
高配当株の大きな魅力です。
② 長期保有と相性が良い
高配当株は、
👉 長く持つことを前提
に考えられることが多いです。
そのため、
・頻繁に売買しない
・積み上げ型の投資
と相性が良い部分があります。
③ 精神的に安定しやすい面もある
株価が上下していても、
👉 配当金という「収入」がある
ことで、
・持ち続けやすい
・短期の値動きに振り回されにくい
と感じる人もいます。
高配当株のデメリット
一方で、
注意点もかなりあります。
① 「高利回り=良い株」とは限らない
これはかなり重要です。
配当利回りが高い理由は、
・配当金が多い
だけではなく、
👉 株価が大きく下がっている
ケースもあります。
つまり、
👉 「何か問題が起きているから高利回り」
という可能性もあります。
② 減配リスクがある
企業の業績が悪化すると、
・配当金が減る(減配)
・配当がなくなる(無配)
可能性があります。
そのため、
👉 「今の利回り」が将来も続くとは限りません。
減配時には、
配当を期待していた株主が一斉に売りに入り、
株価も下がるという
ダブルパンチを食らうこともありますからね汗
③ 成長性が低いケースもある
高配当企業の中には、
👉 成熟企業
も多くあります。
そのため、
・株価成長は緩やか
・大きな値上がりは期待しにくい
場合もあります。
これも最近よく言われるものだと思います。
事業成長のために投資する先がないから
ひとまず株主対策としているなら
長期的にはイマイチな銘柄となりますよね。
④ 税金の影響を受ける
NISA口座以外では、
👉 配当に税金がかかる
ため、
実際の手取りは
利回りそのままではありません。
「利回りだけ」で選ばないことが重要
高配当株を考えるうえで、
かなり重要なのが、
👉 「利回りだけで判断しない」
という点です。
例えば、
・業績
・配当の継続性
・増配傾向
・財務状況
なども、
一緒に見る必要があります。
増配株という考え方
最近は、
👉 「増配株」
を重視する考え方もあります。
これは、
👉 毎年少しずつ配当金を増やしている企業
を重視する考え方です。
単純な高利回りより、
👉 「長く配当を増やせるか」
を重視する視点とも言えます。
投資思考とのつながり
このテーマは、
投資思考とも深く関係しています。
投資思考では、
👉 「数字だけで判断しない」
という視点があります。
高配当株も同じで、
・利回りの高さ
だけではなく、
👉 「なぜその数字なのか」
を考えることが重要になります。
未経験者が最初に意識したいこと
これから高配当株を始める場合、
・高利回りランキングだけを見る
・数字だけで選ぶ
という状態になりやすいです。
ただ実際には、
👉 「続けられる企業か」
という視点もかなり重要です。
まとめ:高配当株は「利回り以外」も重要
高配当株には、
・配当収入が得られる
・長期保有と相性が良い
・現金収入を実感しやすい
といった魅力があります。
一方で、
・減配リスク
・高利回りの落とし穴
・成長性の違い
などもあります。
そのため、
👉 「利回りが高いから良い」
ではなく、
👉 「長く持てるか」
という視点が重要になります。
高配当株は、
👉 「配当金の多さ」だけを見る投資ではなく、
👉 「企業の継続性」を見る投資
として考えると、
整理しやすいのかもしれません。
