旧NISAの非課税期間が終わって、どうしようかな…と思ってる方、結構いるんじゃないかなと思っています。
私は相当迷ったまま放置してしまっていて、後悔することもあったのですが、最終的にどうしたのかを記録を残しておこうと思います。
「売っちゃう?」「いや、持ち続ける?」「でも税金が…」
当時の私の頭の中では小さな投資家会議が開かれていました笑
旧NISAは2023年で非課税期間が終了しました。じゃあどうするか?
ただ、選択肢は実は2つだけ!
A. 売却して利益確定する
B. 課税口座に払い出してそのまま保有する
>A. 売却して新NISAで買い直す派
これはつまり「一度リセットして、再スタート切ろう」っていう選択ですね。
◆メリット
・含み益が出ていれば非課税で利益確定できる
・新NISAの非課税枠でポートフォリオを見直せる
・成長株やETFなどに再投資するチャンス
◆デメリット
・売った後、同じ銘柄が高くなっていたら買いづらい
・配当狙いなら、「安定収入源」を手放すリスク
私の中で“売却派”のスタンスで考えるとこうなります。
「利益出てる今がチャンス!買い直してもっと効率的に運用しよう!」
確かに、新NISAで非課税期間が「無制限」なら、そっちで積みたい気もする。。。
>B. 課税口座でそのまま保有派
「いい銘柄はこのまま育てたい」って気持ちも正直あるんですよね。
◆メリット
・成長や配当を期待できる銘柄ならそのまま持つのが自然
・相場が荒れてる時に無理して売る必要がない
・売却タイミングを自分でコントロールできる
◆デメリット
・売却時に20.315%の税金がかかる
・今後の利益に対しては非課税じゃないという心理的ハードル
ここで“保有派”スタンスで考えるとこんな感じに。。
「ずっと持ってたじゃん。税金かかるのは後で考えればいいよ」
しかも、配当もコツコツ入ってきてるし、FIRE目的ならむしろ売らない方が・・・!?
<結論>
・旧NISA期間は最後の配当を受け取るまで保有してその後売却(多くは5年目の10月以降)
・まだ持っていたいと思う銘柄を新NISAで買い直す
という選択をすることにしました。
これならNISAの非課税の恩恵を最大限活かしつつ、本当に長期保有したい銘柄だけを選び直せると考えました。
実は最初は「旧NISAは課税口座でそのまま保有する」「新NISAは別途買っていく」にしようと思い、実際にそうしてみました。
ただ、始めてみて気になったのは旧NISA→課税口座をすると、各銘柄の取得価格が購入時ではなく、旧NISAが終わるタイミングの価格になるということでした。これが想像以上にやっかいでした。
例えば旧NISAで1,000円で購入、課税口座移行時に800円になっており取得価格が800円に変更、これが900円に上がった、売ろうと思ったが実は100円損しているうえに税金がかかる、ということになり、売却する判断ができず、とはいえ、ずっと旧価格をチェックし直すなんてのもナンセンスと思い、何となくの引っ掛かりを感じつつも、配当もあるしまあいいかと持ち続ける、、、といった状態になっている銘柄がいくつか発生してしまったわけです。
このモヤモヤを解消するためにも、旧NISAは一売却の方が自分には合ってそうだなと思いました。
カッコよく書くと、「制度変更のタイミングでポートフォリオを一度整理して、今の自分に合ったルールで再構築する」ということになるんだと思います。
言うは易く行うは難し、まさにこのことですね。。。汗
でも、ルールを決めたらあとはやるだけ。旧NISAもまだ数年分あるので地道に進めていきます。

