ここまでのシリーズでは、
・資産形成の基本
・始め方
・方法
・失敗パターン
といったテーマを整理してきました。
その中で何度か出てきたのが、
「長期で考えることが重要」
という話です。
資産形成の文脈では、
ほぼ必ずと言っていいほど
出てくる考え方ですが、
改めて考えてみると、
・なぜ長期が良いのか
・短期ではだめなのか
少し曖昧なままになっていることも
多いように感じます。
今回は、
この「長期投資」という考え方について
整理してみたいと思います。
長期投資とは何か
まず前提として、
長期投資とは、
時間をかけて資産を増やしていく考え方
です。
・数年単位
・10年、20年単位
といった時間軸で
投資を行うことを指します。
短期的な値動きを追うのではなく、
時間を味方にする
という点が特徴です。
なぜ長期が重要なのか
長期投資が重要と言われる理由はいくつかあります。
その中でも代表的なのが、
・複利の効果
・価格変動の平準化
・心理的な安定
といった点です。
複利の効果は時間で差が出る
複利とは、
利益がさらに利益を生む仕組み
のことです。
例えば、
・運用で得た利益を再投資する
・配当を再び投資に回す
こうしたことを繰り返すことで、
資産は少しずつ増えていきます。
ただ、この効果は
短期ではあまり実感できません
時間が経つほど
影響が大きくなっていきます。
短期の値動きは予測が難しい
投資においては、
・価格の上下
・市場の変動
が常に発生します。
短期で見ると、
・大きく上がる
・急に下がる
といった動きがあり、
これを予測するのは
非常に難しいです。
そのため、
短期で結果を出そうとすると、
・判断が難しくなる
・感情に左右されやすくなる
といった問題が出てきます。
長期で見ると変動はならされる
一方で、
時間を長く取ると、
短期的な上下は
ある程度ならされていきます。
もちろん、
必ず上がるという保証はありませんが、
・経済の成長
・企業の成長
といった要素を考えると、
長期で見た方が
全体の流れは捉えやすくなります。
心理的な負担が減る
もう一つ重要なのが、
心理的な負担
です。
短期投資では、
・毎日の値動きが気になる
・上がると期待し、下がると不安になる
といった状態になりやすいです。
長期投資では、
・日々の変動を気にしすぎない
・方針を維持しやすい
という特徴があります。
これは、
継続という観点でも
大きなメリットです。
長期投資にも注意点はある
ここまで見ると、
「長期投資が絶対に正しい」
ようにも見えますが、
注意点もあります。
例えば、
・放置しすぎる
・状況の変化を見ない
・リスクを過小評価する
といったケースです。
長期投資は、
何も考えなくていい
という意味ではなく、
長い視点で考え続ける
ということに近いかもしれません。
私も考えることを放置して塩漬けになった銘柄があったりするので、
決して偉そうなことは言えません汗
結果的にアベノミクスや最近の日経平均株価の上昇で
損失は薄まったりもしますが、
さっさと売ってその資金で別の銘柄に投資した方が
結果として良かったんだろうなと実感するも多いです。。
FIREとの関係
FIREという考え方も、
長期投資と強く結びついています。
FIREでは、
・資産を長期で積み上げる
・複利を前提とする
という前提があります。
そのため、
長期投資の考え方は
FIREを目指すうえでも
基本になります。
未達成者の今だからできること
FIREを達成していない段階では、
・すぐに結果を出すことは難しい
・積み上げる時間が必要
という現実があります。
その中で、
・長期で考える
・小さく続ける
という視点は、
現実的なアプローチになります。
まとめ:長期投資は「時間を味方にする考え方」
長期投資が重要と言われる理由を整理すると、
・複利の効果を活かせる
・短期の変動に振り回されにくい
・心理的に続けやすい
といった点が見えてきます。
投資思考という観点で見ると、
時間をどう使うか
というテーマともつながっています。
資産形成は、
短期間で結果を出すものではなく、
時間を味方につけるプロセス
なのかもしれません。
