【FIRE×お金の使い方シリーズ 第3回】 体験にお金を使う意味はあるのか?FIREと“思い出投資”を考える

トピックス

はじめに

FIREを目指していると、
「できるだけお金は投資に回したい」
「今使うより、将来の自由を優先したい」
という気持ちが強くなりがちです。

その一方で、こんな疑問も浮かびます。

旅行、体験、思い出にお金を使う意味ってあるのだろうか?
それはFIREの遠回りにならないだろうか?

今回は、
体験への支出=“思い出投資”
という視点から、FIREとの関係を整理してみたいと思います。


体験への支出は「ムダ」に見えやすい

体験への支出は、形に残りません。

  • 旅行
  • イベント
  • 趣味
  • 家族との時間

終わってしまえば、手元に残るのは記憶だけです。
そのため、

  • リセールできない
  • 資産にならない
  • 数字で測れない

という理由で、
FIREを目指す人ほど「削る対象」になりやすい支出でもあります。


でも、体験は“時間の投資”でもある

ここで少し視点を変えてみます。

FIREの本質は、
お金そのものではなく、時間の自由を手に入れること。

そう考えると、体験への支出は、

将来のためだけでなく、
今の時間の質を高める投資

とも言えます。

特に、

  • 健康
  • 人間関係
  • 視野
  • 価値観

に影響する体験は、
FIRE後の満足度にもつながりやすいと感じています。


思い出投資がFIREと相性がいい理由

① 記憶は長く残り、繰り返し価値を生む

物は劣化しますが、
良い体験の記憶は、何度も思い出せます。

  • 写真を見る
  • 誰かに話す
  • ブログに書く

こうした形で、
同じ体験が何度も満足感を生むことがあります。

これは、
一度使って終わりの消費とは少し違う点です。


② 体験は「比較」を減らしてくれる

モノへの支出は、どうしても比較を生みます。

  • もっと良いものがあった
  • 上には上がいる

一方、体験は基本的に「自分だけのもの」。

  • 誰かと比べにくい
  • 正解がない

という特徴があります。

FIREを目指す過程では、
他人との比較がストレスになることも多いため、
この点は意外と重要です。


③ 体験はFIRE後の生活をイメージしやすくする

FIRE後、
「時間ができたら何をしたいか?」
を具体的に思い描けているでしょうか。

体験にお金を使うことで、

  • 自分は何が楽しいのか
  • 何に時間を使いたいのか
  • 逆に、興味がないことは何か

が少しずつ分かってきます。

これは、
FIRE後の“空白”を埋める準備
とも言えます。


すべての体験が「投資」になるわけではない

もちろん、
体験への支出なら何でも正解、というわけではありません。

  • 惰性で参加する
  • SNS映え目的だけ
  • 疲れるだけで何も残らない

こうした体験は、
結果的に「消費」や「浪費」に近づくこともあります。

大事なのは、
体験の中身よりも、向き合い方だと感じています。


思い出投資かどうかを見分ける3つの問い

自分なりに、こんな問いを立てています。

① 後から思い出したくなるか?

② 誰かに話したくなるか?

③ 自分の考えや行動が少し変わったか?

このどれかにYESがあれば、
その体験は「思い出投資」だった可能性が高いです。


FIREを目指すからこそ、体験の質が重要になる

FIREを目指す過程では、

  • 時間が限られている
  • お金も制約がある

だからこそ、
**体験の「量」より「質」**が大切になります。

  • 何でも参加するのではなく
  • 本当に興味のあるものを選ぶ
  • 小さくても満足度の高い体験を積む

これは、
FIRE後の生活設計にもそのままつながっていきます。


まとめ

体験にお金を使うことは、
FIREの遠回りになるどころか、
FIRE後の満足度を高める準備になる可能性があります。

ただし、
すべての体験が投資になるわけではありません。

  • 何が自分に残ったか
  • どう感じたか
  • 次にどう活かせそうか

を振り返ることで、
体験は単なる消費から「思い出投資」へと変わります。

FIREを目指す道の途中でも、
今の時間をまったく犠牲にする必要はありません。

私自身も試行錯誤しながらですが、
「将来の自由」と「今の充実」のバランスを、
これからも探していきたいと思っています。

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