FIREでも保険って必要?見直すべき3つのポイント

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FIREを目指して資産形成を進めていると、ふと気になるのが「保険って必要なのか?」という疑問。
会社員の頃は何となく入っていた医療保険や生命保険も、退職後のライフスタイルを考えると本当に要るのか悩むところです。

今回は、自分なりに情報を調べながら、FIRE後の保険について整理してみました。


そもそもFIRE後の保険ってどう考えるべき?

FIREの大きな前提は、「自分で自分の生活を支える」ということ。
収入が減る(またはゼロになる)中で、固定費はなるべく減らしたいですよね。その中でも保険は見直し対象の筆頭です。

とはいえ、病気・けが・老後の備え…と不安がないわけでもありません。
だからこそ、**“必要なものだけを合理的に残す”**という視点が大切なのかなと感じています。


見直すべき3つのポイント


1. 医療保険は本当に必要?

日本には公的な健康保険制度があり、高額療養費制度も使えるため、医療費は一定額以上かからない仕組みがあります。
さらにFIRE後は収入が少ないことで自己負担の上限も下がるため、医療保険がなくても対応できるケースが多いのが実情です。

▼例:高額療養費制度の上限(月額)

  • 年収約200万円:1ヶ月の上限 約2〜3万円
  • 年収約370万円:上限 約5〜6万円程度

つまり、数万円〜十数万円の医療費が払えるだけの貯金(緊急用資金)があればOKという考え方もできます。

📝 所感:
「医療保険は解約。貯蓄から対応する方式に切り替えました」なんて情報を見たりしますが、確かにそれもありなんだなと思いますね。


2. 生命保険は扶養家族がいるかで判断

FIRE後は「万が一のときに誰かに経済的ダメージを与えるか?」が保険加入の判断軸になります。

  • 配偶者や子どもがいる → 必要なケースも
  • 単身、または配偶者も経済的に自立している → 基本的に不要

生命保険は「残された人を守るため」のもので、自分自身が使うことはありません。
住宅ローンが残っていたり、扶養家族がいる人は必要最小限の掛け捨て型で十分かもしれません。

📝 所感:
こう見ると単身の時には生命保険は必要ないようにも思いますが、会社員をしていると新卒時に生命保険も含めてめちゃめちゃ勧められるのはやっぱり会社同士の大人の事情ということなんですかね笑


3. 民間保険よりも「公的保障」をまずチェック!

FIRE後も国民健康保険や国民年金に加入することで、公的保障は受けられます。

項目内容
国民健康保険医療費の自己負担は3割、高額療養費制度あり
国民年金障害年金・遺族年金の制度あり
介護保険40歳以上で保険料発生、要介護時に公的支援を受けられる

民間の保険に入る前に、公的な保険でカバーできる範囲をしっかり把握しておくのが鉄則です。

📝 所感:
40代以降で介護保険料が引かれるようになったのは仕方ないですがやはりインパクトありますよね。これから貯蓄・投資をもっと頑張るぞ!というタイミングで結構引かれるので。。涙


FIRE後の保険は“固定費”ではなく“自己管理”へ

FIREは「自分で人生をコントロールする」ライフスタイル。
保険もその一部であり、無意識に支払い続けるのではなく、必要性を定期的に見直すことが大切だと感じました。

正直に言うと、完全にゼロにするのは少し不安だと思いますし、私もゼロと言うわけではない状態にしていますが、そのぶん緊急用の貯蓄を増やすことで安心感をキープする感覚が良さそうですね。


おまけ:ミニマル保険という考え方

  • 掛け捨ての安価な医療保険だけ残す
  • ガン保険や先進医療保険を一部活用
  • 家族のためだけに最低限の死亡保険を持つ

いきなり全カットではなく、「最低限の安心だけ残す」というやり方もアリだと思います。
自分のライフステージや性格に合わせて、無理のない見直しがポイントです。


まとめ|“安心のため”に何が必要か、自分の頭で考えたい

保険は「何となく」で入り続けてしまいやすい固定費。
でも、FIREを目指すなら、それが本当に必要か、自分がどう備えるのかを自分で決めることが大切なんだと感じました。

保険に頼るのではなく、“お金を準備しておく”という自立の姿勢こそ、FIREの本質に近いのかもしれません。

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