複利の力はFIREへの味方！100万円から始める資産成長ストーリー

「複利は人類最大の発明である」
これはあのアインシュタインが残したとされる名言です。

FIRE（経済的自立・早期リタイア）を目指すうえで、複利の力はまさに時間を味方につける武器になります。

今回は、複利の基本から具体的な資産成長の例、そしてFIREとの関係までを見ていきたいと思います。

そもそも複利とは？

複利とは、運用で得た利益を再投資し、さらに利益を増やしていく仕組みのこと。

つまり、増えた分もどんどん働いてくれるのが複利。
投資を「雪だるま」と表現するのはこのためです。

「もし100万円を年5％で運用したら、どのくらい増えるの？」
実際に計算してみましょう（税金や手数料は考慮せず、ざっくりとした例です）。

→ 30年間、年5％で運用し続けると、資産は4倍以上！

こういった数字を見ると、例え小さな利率でも複利が効く方にお金を置きたくなりますね。
銀行の定期預金でも単利・複利が選べると思いますが、複利に毎回チェックを入れています笑

今度は、「初期資金ゼロでも、毎月積立すればどうなるか？」というケースを見てみましょう。

この場合の最終的な積立金額と複利運用結果は以下の通りです。

→ 毎月3万円でも、30年後には2,400万円超え！

複利が生み出す利益の大きさが、長期運用でどれほどインパクトを持つかがよくわかります。
ここまでうまくいくかは置いておいて、2倍以上になるってすごい。。。汗

さすがに5％は高いんじゃないか！？というのもあると思いますので、
次に、より現実的な数値として**年利3％**で運用した場合を見てみましょう。

→ 3％でも、約700万円近い利益に！

さすがに2倍以上とはいきませんが、それでも無視できない期待値ですね。

複利を最大限活かすには、以下の2つが欠かせません。

FIREは「投資で資産を増やし、不労所得で生活を支える」という仕組み。
このため、資産を大きく膨らませる“複利の力”はFIREの根幹ともいえます。

たとえば配当金を再投資し続けるスタイルや、つみたてNISAで20年非課税で運用する仕組みも、すべて複利を活かす戦略になりますね。

投資における“魔法”は派手ではありません。
毎月の積立、利益の再投資、数％の利回り。
でも、それを10年、20年、30年と続けることで人生が変わる可能性があるのです。

FIREは、急いでゴールに向かうというより、
「時間を味方にしながら、着実に自由に近づく旅」。

その旅のパートナーとして、複利の力を上手に取り入れていきたいですね。