年間300万円で生活するには?FIRE後のリアルな家計簿試算

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🔍 FIRE後の生活費って実際いくら必要?

FIRE(経済的自立&早期リタイア)を目指す人の間で、
**「年間300万円の生活費」**というラインがひとつの基準のように語られることがあります。

でも実際、その金額でどんな生活ができるのか?
リアルな家計シミュレーションをしてみると、なかなかハードルが高いと感じる人も多いのではないでしょうか。


📝 年間300万円の家計内訳(モデルケース)

項目年間支出目安月額換算備考例
住居費60万円5万円賃貸 or 固定資産税・修繕費
食費72万円6万円自炊中心+外食は月数回
水道光熱費18万円1.5万円電気・ガス・水道
通信費12万円1万円格安SIM+Wi-Fi
日用品・雑費12万円1万円消耗品や衛生用品
医療費・保険24万円2万円国保+自由診療想定
交通費12万円1万円公共交通、車なし想定
趣味・娯楽30万円2.5万円旅行・推し活・映画など
交際費24万円2万円飲み会・ギフトなど
教養・自己投資6万円0.5万円書籍や講座など

合計:300万円/年(月平均25万円)


💬 試算してみて思うこと:300万円は意外とギリギリ?

項目ごとに見ると、「これならいけるかも?」と思うかもしれませんが、
実際は突発的な出費や物価上昇、健康面の不安などを考えると、なかなか余裕のある生活とは言いづらいラインです。

住居費5万円って持ち家でローン完済後か実家などでないと厳しいとか思ってしまいますよね汗
水道光熱費も1.5万円で納まるのか!?など気になるところも多いですよね。。

「本当にやっていけるのか…?」と感じた方も多いのではないでしょうか。


🧭 ゆるく働く=“サイドFIRE”という選択肢

ここで出てくるのが、サイドFIRE(セミリタイア)という考え方

  • フルタイムでガツガツ働くのではなく、
  • 好きな仕事を、好きな時間だけやる
  • 収入の一部を生活費に充てる

このようなスタイルを取り入れることで、精神的な余裕や生活の充実度が大きく変わってきます。

「完全リタイア=FIREのゴール」というよりも、
“自分にとって心地よい働き方”を探す旅と考える方が、今の時代には合っているかもしれません。


🏡 家族構成や持ち家かどうかでも大きく変わる

今回の試算は「単身 or DINKS・都市部で賃貸暮らし」に近いイメージですが、以下のように状況によって全く違ってきます:

  • 持ち家があるかどうか(住宅ローン完済済 or 固定資産税のみ)
  • 扶養家族がいるか(子育て・親の介護など)
  • 地方 or 都市部(家賃・物価の差)

つまり、「FIREに必要な金額=一律ではない」。
自分や家族に合わせて、もっと細かくシミュレーションすることが大事です。


✅ まとめ:完全FIREより“サイドFIRE”が現実的かも

  • 年間300万円での生活は理論上は可能だが、なかなかハード
  • 無理な節約よりも、生活の質を保つ工夫や、ゆるく働く選択肢も視野に
  • FIREは「一発逆転」ではなく、暮らしの設計力+柔軟性がカギ

少しずつ働きながら暮らしを楽しむ、そんな“等身大のFIRE”を目指してみても良いかもしれません。

私は300万円生活を月別で見ると25万円くらいだなという粗さでしか見たことがありませんでした。
月25万円あれば大丈夫でしょと思っていましたが、分解すると結構大変かもと焦っています汗

もちろん生活にどこまで求めるかは個人の考えですが、
旅行行きたい、友人とも遊びたい、といったことを考え始めるともう少しゆとりが欲しいので、
300万円の収入が見えても働いた方が良さそうだなと改めて思っています。
もちろんそんな悩みは300万円達成後に言えよってことなんですが笑

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