最近、「この仕事、AIに取られるかも…」という話題をよく目にしませんか?
ChatGPTをはじめ、生成AIの登場で「人間の仕事がどんどん奪われていく」といった論調も増えてきました。
実際、すでに単純な事務作業やライティング、イラスト制作など、一部の仕事はAIで代替が進んでいます。
では、FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指す上で、AI時代をどう考えればいいのでしょうか?
今回は、「FIRE×AI時代のサバイバル術」という視点で、私自身も模索中のことをシェアしていきたいと思います。
AIで変わる“労働”の価値
AIができることが増える一方で、「人間にしかできないこと」が相対的に価値を持つ時代になりそうです。
- マニュアル通りに処理する仕事 → AIの得意分野
- 感情や信頼が関わる仕事 → 人間の優位性
- 経験や共感が必要な分野 → 差が出る領域
つまり、「人間らしさ」が必要とされる仕事は、今後も価値が残りやすいのではないでしょうか。
FIRE戦略に必要な“働き方”のアップデート
FIREと聞くと、「できるだけ早く労働から離れて資産運用で生きていく」というイメージがありますが、AI時代のFIREはもう少し複雑です。
ポイントは、「何からリタイアするのか?」を考えること。
例えば、AIによって淘汰されるような仕事にずっと頼っていた場合、FIREに到達する前に職を失うリスクもあります。
一方で、**AIを活用して「効率的に稼ぐ」「副業を仕組み化する」「生活を自動化する」**といった使い方ができれば、FIREまでの距離は縮まりそうです。
AIを“敵”ではなく“味方”にする発想
ここからは、私自身も実践しはじめているAI活用の工夫をいくつか紹介します。
✅ ChatGPTで副業の下地作り
・ブログの構成案や記事のたたき台を作成
・企画やネーミングの壁打ち相手として活用
✅ 家計の見直しをAIにサポートしてもらう
・「家計簿アプリ」+「ChatGPT」で分析・節約アドバイス
・投資シミュレーションも簡単にできるように
✅ AIスキルを“仕組み化”に生かす
・SNSの投稿を自動生成
・商品説明やプレゼン資料のたたき台作成
AIをツールとして活用できる人ほど、“レバレッジ”をかけた時間の使い方ができると思っています。
仕事を奪われないために。FIREに向けてできること
AI時代だからこそ、FIREを目指す人が意識しておくべき視点をいくつか挙げてみます。
1. 労働に依存しすぎない資産形成
・投資(NISA・iDeCo)で収入の柱をつくる
・副業で複数の収入源をつくる
2. 「変化に強い自分」を育てる
・学び直し(リスキリング)は今後もっと重要に
・AIやデジタルリテラシーを身につける
3. 少しずつ“試す”FIRE的生活
・今のうちから半リタイア的な働き方に近づけておく
・AI活用で“時間の余裕”を作る感覚に慣れる
まとめ|FIRE×AI時代のサバイバル術とは?
FIREは、単なる「お金の問題」ではなく、これからの変化にどう向き合うかという問いでもあります。
AIが急速に進化する中で、「いまの仕事がこの先も通用するか?」と不安になる気持ちも正直あります。
でもだからこそ、早いうちから「時間」と「選択肢」を増やすことがFIRE戦略につながるんじゃないかなと思います。
AIに怯えるのではなく、味方につけて、自分の強みや可能性を広げていくこと。
これこそ、FIRE×AI時代のサバイバル術なのかもしれません。
