ここまでのシリーズでは、
・連続増配株
・累進配当
・商社株
・通信株
について整理してきました。
配当投資をしていると、
高い確率で候補に挙がるのが、
👉 銀行株
です。
実際、
高配当株ランキングを見ると、
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 三井住友フィナンシャルグループ
- みずほフィナンシャルグループ
などが上位に並ぶことも少なくありません。
配当利回りだけを見ると、
「銀行株だけ買えばいいのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
今回は、
👉 「銀行株は高配当投資の本命なのか」
について整理してみたいと思います。
なぜ銀行株は高配当になりやすいのか
まず銀行株の特徴として、
👉 配当利回りが高い
という点があります。
例えば、
三菱UFJフィナンシャル・グループ
や
三井住友フィナンシャルグループ
は、
市場環境によって変動しますが、
比較的高い配当利回りで知られています。
そのため、
配当投資家から注目されやすい業種です。
銀行の利益は何で決まるのか
銀行のビジネスを簡単に言うと、
👉 「お金を貸して利ざやを得る」
ことです。
つまり、
金利が重要になります。
近年までの日本は、
長く低金利が続いていました。
その結果、
銀行は利益を出しにくい状況が続いていました。
金利上昇で状況が変わった
ここ数年で注目されたのが、
👉 金利上昇
です。
金利が上がると、
銀行の収益環境が改善しやすくなります。
そのため、
銀行株への期待も高まりました。
実際、
銀行株が再評価されるきっかけの一つになっています。
人気の理由① 配当利回りが高い
銀行株最大の魅力は、
やはり
👉 高配当
です。
例えば、
100万円投資した場合、
通信株やインデックス投資よりも、
受取配当が大きくなるケースがあります。
そのため、
配当収入を重視する投資家から人気があります。
人気の理由② 増配期待もある
最近のメガバンクは、
株主還元を強化しています。
特に、
三菱UFJフィナンシャル・グループ
や
三井住友フィナンシャルグループ
は、
増配や自社株買いを積極的に行っています。
そのため、
👉 高配当+増配
の両方を期待する投資家もいます。
人気の理由③ NISAとの相性
銀行株は、
比較的高い配当金を受け取れるため、
👉 NISAとの相性
も良いと考えられています。
特に、
長期保有を前提とする場合、
非課税メリットを活かしやすい業種の一つです。
銀行株の注意点① 景気に左右される
銀行株は、
通信株よりも景気の影響を受けやすいです。
景気が悪化すると、
企業の業績悪化や貸倒れリスクが高まります。
その結果、
銀行の利益も影響を受けます。
銀行株の注意点② 金利次第で評価が変わる
銀行株は、
👉 金利との関係
が非常に強いです。
金利上昇局面では期待されますが、
逆に金利低下局面では評価が下がることもあります。
そのため、
通信株などと比べると、
外部環境の影響を受けやすい業種です。
銀行株の注意点③ リーマンショックの記憶
銀行株を語る上で、
金融危機は避けて通れません。
例えば、
リーマン・ショック
のような金融危機では、
世界中の金融機関が大きな打撃を受けました。
もちろん現在は規制も強化されています。
しかし、
👉 「金融業特有のリスク」
があることは理解しておく必要があります。
私もこの印象が強くて
なかなか銀行株に手が出せない時期がありました。
商社株・通信株との違い
ここまで紹介した
- 商社株
- 通信株
と比較すると、
銀行株は少し性格が異なります。
商社株
世界経済や資源価格の影響を受ける
通信株
安定収益型
銀行株
金利や景気の影響を受けやすい
という特徴があります。
配当投資家との相性
銀行株は、
👉 配当利回りを重視する人
には非常に魅力的です。
一方で、
安定性だけを見るなら、
通信株の方が好まれることもあります。
つまり、
どちらが優れているというより、
👉 投資家が何を重視するか
によって評価が変わります。
私は商社も通信も銀行も保有していますが、
配当金と分散を重視という意味でも
銀行は有力な投資先と思っています。
投資思考とのつながり
投資思考シリーズでは、
👉 「リターンとリスクはセット」
という考え方を整理してきました。
銀行株も同じです。
高い配当利回りには、
景気や金利変動といったリスクも含まれています。
未経験者が最初に見るべきポイント
銀行株を見る際には、
単純な利回りだけでなく、
- 配当方針
- 増配実績
- 自己資本比率
- 自社株買い
なども確認すると良いでしょう。
また、
業績だけでなく、
金利環境にも目を向けることが重要です。
まとめ:銀行株は高配当投資の有力候補だが万能ではない
銀行株は、
👉 高配当株投資の代表的な存在
です。
- 高い配当利回り
- 増配期待
- 株主還元強化
などの魅力があります。
一方で、
- 景気変動
- 金利変動
- 金融業特有のリスク
もあります。
そのため、
銀行株は
👉 「高配当だから買う」
のではなく、
👉 「なぜ高配当なのかを理解して持つ」
ことが重要です。
その意味で銀行株は、
👉 配当投資の本命候補の一つではあるが、万能ではない
というのが現実的な見方なのかもしれません。
