ここまでのシリーズでは、
・資産形成の基本
・始め方や方法
・長期投資や積立投資
といったテーマを整理してきました。
その中で、
何度か触れてきたのが
FIRE(経済的自立・早期リタイア)
という考え方です。
このブログでも、
これまでFIREについて
いくつかの記事を書いてきましたが、
改めて整理してみると、
・資産形成とFIREは同じものなのか
・どこが違うのか
少し曖昧に感じる部分もあると思います。
今回は、
この2つの違いについて
整理してみたいと思います。
資産形成は「手段」、FIREは「目標」
まず一番分かりやすい違いは、
資産形成は手段であり、FIREは目標である
という点です。
資産形成は、
・お金を整える
・将来に備える
・選択肢を増やす
といった目的で行うものです。
一方でFIREは、
・働かなくても生活できる状態
・経済的に自立した状態
といった、
一つの到達点を指します。
目指す範囲が違う
もう一つの違いは、
目指す水準の違い
です。
資産形成は、
・生活を安定させる
・将来の不安を減らす
といった比較的広い目的を持ちます。
一方でFIREは、
・生活費を資産で賄う
・労働に依存しない
という、
より高い水準を目指すことになります。
そのため、
・必要な資産額
・期間
・投資の比重
も大きく変わってきます。
全員がFIREを目指す必要はない
ここで一つ整理しておきたいのは、
資産形成=FIREを目指すことではない
という点です。
FIREは魅力的な考え方ですが、
・そこまでの自由を求めるか
・働き方をどうしたいか
は人によって異なります。
例えば、
・ある程度働き続けたい
・収入は維持しつつ自由度を上げたい
といった考え方もあります。
そのため、
資産形成は
必ずしもFIREをゴールにする必要はない
とも言えます。
共通しているのは「長期視点」
一方で、
資産形成とFIREには
共通点もあります。
それが
長期で考えること
です。
・資産を積み上げる
・時間を味方につける
・複利を活かす
といった考え方は、
どちらにも共通しています。
投資思考とのつながり
これまでの投資思考シリーズとも
自然につながります。
投資思考では、
・長期で考える
・選択肢を広げる
・資源をどう使うか
といった視点を整理してきました。
資産形成もFIREも、
これらの考え方の延長線上にあります。
「どこまで目指すか」を考える
資産形成とFIREの違いを考えるときに
重要なのは、
自分はどこまでを目指すのか
という点です。
・生活の安定
・将来の安心
・時間の自由
・完全な経済的自立
どこをゴールにするかによって、
取るべき行動は変わります。
未達成者の今だからできること
FIREをまだ達成していない段階では、
・資産形成を進める
・選択肢を増やす
というプロセスの途中にいます。
その中で、
・FIREを目指すか
・別の形の自由を目指すか
は、
途中で変わることもあると思います。
そのため、
最初から明確に決めるというよりも、
進めながら考える
というスタンスでも
問題ないように感じます。
まとめ:資産形成は「選択肢を広げるための土台」
資産形成とFIREは似ているようで、
・手段と目標
・目指す水準
といった点で違いがあります。
ただ、
どちらにしても共通しているのは、
将来の選択肢を広げること
です。
資産形成は、
・FIREを目指すため
だけでなく、
・働き方を選ぶため
・生活の自由度を高めるため
の土台にもなります。
その意味では、
資産形成は
ゴールではなく、選択肢を広げるためのプロセス
なのかもしれません。
